当サイトを公開する前に気がついてはいたのだが、テンプレートに使用した PersonalPress (Elegant Themes) の独特さに少々てこずっていた。
ePanel という独自の設定画面は、テンプレートの特性を最大限にいかして制作するには良いのだが、手を加えようとなると邪魔になることがある。
傷口を広げたくはないので、公開後からほそぼそ、ボソボソと今回のテンプレートを準備していた。
以下、サブドメインを使用しての移行手順になるが、サーバーやドメインを変更した場合でも参考になる部分はあるかと思う。
移行手順
※移行はご自身の責任にてお願いいたします
- サブドメインの作成
- ファイルへの完全な URL パスの変更
追記 (2013.05.01)
WordPress 3.5 より [設定] – [メディア] の当項目が削除をされた。特に設定の必要はなくなっている。
今後の移行や、制作中に必要となる画像を考えて [設定] – [メディア] にあるファイルアップロード、ファイルへの完全な URL パスを変更します。標準のインストール状態では /wp/wp-content/uploads と記述。
空欄の場合、アップロードしたファイルの URL が http:// から始まるものになるため、少々面倒なことになる。
変更後はアップロードをして確認。 - エクスポートファイルのダウンロード
- WordPress のアドレス (URL) の変更
- ファイルのダウンロード、アップロード
同一サーバー上にサブドメイン test1.hakozu.me を作成し、WordPress をインストール。
参照するデータベースはサブドメインが変更されてもそのままですので、ほぼファイルの移行のみとなる。
[ツール] – [エクスポート] にて移行先のファイルをダウンロード。
別途、データベースのバックアップもお勧めする。phpMyAdmin や プラグイン WP DB-Manager 等にて可能。
WordPress のすべての設定を終了し [設定] – [一般] にて移行後の WordPress の URL に変更。
以後、ログインができなくなる。
FTP クライアントにてサブドメイン blog、test1 のすべてのファイルをダウンロード。
blog 内を削除し、test1 よりダウンロードしたファイルをアップロード。
管理ページにログイン後、先ほどのファイルをインポート、各種設定を確認し終了。
困ったときは
4 の WordPress のアドレス (URL) の変更を行わなかった場合、移行先の管理ページにログインができなくなる。test1 にログインされる。
もし忘れてしまった際は、/wp/wp-config.php に以下を追記することで移行先にログインすることができる。
define('WP_SITEURL', 'https://blog.hakozu.me/wp');
※移行先の URL に変更
あまり海外サイトの様なデザインをする機会がなく、当初のテーマ選択も悪くはないかなと思っていたが…。
今回はソースコードの整理もそれなりにできて、一安心。
追記 (2011.01.12)
phpMyAdmin を利用できることを今さら知ったので、上記の解決方法よりも phpMyAdmin にて修正した方が良いだろう。