宇宙や星空に思いをはせる方は深海が好きと勝手に思っているが、どうだろうか。
なんと言ったら良いのか、この深海生物へのワクワク感。
僕らと同じ地球上に存在しているにも関わらず、未知な部分が多いことが手伝っていると思う。
宇宙は深海にも存在していますという様な、そんな魅力がある。
iPad 版「深海のとっても変わった生きもの」は、幻冬舎から発売されている書籍を電子書籍として再発売したものだが、とても魅力的なアプリに仕上がっている。
「とりあえず」の粗雑な電子書籍がはんらんしている中、まじめにつくられたもの。
すべて生きた深海生物のみの掲載、美しい写真という部分がこの書籍最大の魅力だが、iPad の特性をいかした「SHINKAI EXPLORER」が楽しさを加味している。
スクリーンショットにある様にピンチアウトで潜水しながら深海生物の姿を見つけることができる。
水深のみの文字表示では漠然としているが「一般的な海女さんの活動領域」など現在の水深に応じて説明が表示される。
また、徐々に暗くなることはもちろん、ピンチアウトを素早く行うと気泡が発生。
見つけた深海生物をタップで簡単な説明を表示、さらに詳細ページへと進むことができる。
詳細ページのスクリーンショットは省略するので、目次で雰囲気を感じていただきたい。
これらの写真は、JAMSTEC (海洋研究開発機構) の研究者が撮影したものだが、同機構のポッドキャスト「JAMSTEC Discover the Future ちきゅう TV」もお勧め。
子供と寝そべりながら潜りたい。
