※Av | 評価測光 | ISO800 | 1/25 | f2.0
※画像はすべて RAW データを Lightroom 3 に読み込み後、処理
昨日に引き続き、PowerShot S100 の話題。
前回の投稿、新宿方面の写真を見る限りでは相応にノイズが見られるのだが、PowerShot S95 と比較をすれば、かなりきめ細やかになった。
細かくなった分、白っぽくなることが少なくなり、良い。
今回はそんなノイズの部分も含め、多用されると思われる夜間の屋内撮影に関してになる。
訪れた店で料理や小物の撮影をする機会があるかと思うが、f2.0 のレンズと DIGIC 5 の組み合わせはここでも役立つ。
※ Av | 評価測光 | ISO800 | 1/40 | f2.0
店内で撮影をした写真を PowerShot S95 と比較をすると、同条件ではないが、こちらもやはりノイズが細やかになっている。
上の写真はトリミングをしたものを使用しているが、特に影の部分 (実質約 2 倍に拡大)
適当な比較対象が掲載できずに感覚となるが、拡大したものでこの状態であれば、ある程度うまく表現ができる様になったと言えるのではないか。
また、黒つぶれ、白とびに関して改善がなされた様で、条件にもよるが、ダイナミックレンジの拡大がされた分、艶っぽいものへの対応もラクになった。
おそらく、このあたりの処理もノイズに影響を与えているのではないかと思う。
※ Av | 評価測光 | ISO1600 | 1/15 | f4.0
話は変わるが、店内の場合、接写が増えることになると思う。
液晶モニターではパッと見た感じでは分からない、ピントの位置が微妙にずれていることがある。
DISP. ボタンで表示を切り替えれば良いのだが、初期表示の状態でもピントの位置の表示がされるとさらに良いのではないかと思う。
一眼レフと比較しての CMOS センサーを考えると被写界深度の浅さは違うが、以下の写真程度の背景のボケ味は得られる (思っていた場所にピントが合っていないが…)
※ Av | 評価測光 | ISO1600 | 1/10 | f5.6
3、4枚目の写真は ISO1600 での撮影となるが、ノイズを含めた品質は、個人的なスナップ用途としては十分ではないかと思っている。
PowerShot S105 か 110 かは分からないが、そうなればそうなったでまた考えてしまうが…。