2013 年 2 月 25 日 に投稿されました。内容が現状と相違がある点等にご注意願います。
2014 年以前の画像の一部、スクリーンショットは表示されません。ご了承ください。

小学校 1 年生のためのペアレンタルコントロール

小学校 1 年生のためのペアレンタルコントロール [Mac]

前回の投稿「小学校 1 年生はかな ? ローマ字 ? 母音が大切 ? キーボード入力の話」からしばらくたつが、小学校 1 年生の子供は、僕の仕事部屋にやってきては黙々と Mac に向かっている。習い事の教室の様 (笑)

Mac App Store にて公開がされている「タイピスト」という無料のアプリを使用しているのだが、派手さはないものの、理論だっていることによる進み具合が夢中にさせているのかもしれない。
見ていると、僕の左薬指、小指の使い方が雑ということに気付かされて、気にしながら書いている。

さて、ペアレンタルコントロールだが、今回は Mac OS X Lion 10.7.5 を使用。
表示検証用に使っている MacBook Late 2006 を子供に転用をしているのだが、処理速度を考えるとバージョンはここが限界か。
Windows 7 以降ではコントロールパネル内にある「保護者による制限の設定」が似た様な機能になる。

個人的には、Windows の方がより親の OS に対する理解度を求められるかと思う (リポートのメール等、秀でている部分もある)
いずれ、シンプル Finder に不満が出てくることもあるだろうが、その際は通常の Finder に制限を設けることになる。

ユーザとグループ

まず、子供のアカウントを作成。
この時 [ユーザにこのコンピュータの管理を許可] の選択はせずに [ペアレンタルコントロールを適用] を選択。

アプリケーション

次に [ペアレンタルコントロール] にある [アプリケーション] の設定。
前述をしたが、小学校 1 年生は [シンプル Finder を使用] にて問題はないと思う。
既にプログラムの作成ができる小学生であれば、ここは交渉の余地はありだろう。
[アプリケーションの使用を制限] に選択をすることにより、許可、不許可を選ぶことができる。
ウイルス対策ソフトウエアは忘れずに許可をしておく。
もし、起動項目のソフトウエアを不許可としてしまっても管理者は起動時に「常に許可」とすることができるので、何度か試してみると良い。
管理者は [シンプル Finder] から切り替えることにより通常の Finder の操作が可能なので、初期の選択に含まれる [システム環境設定] 等は不要かもしれまない。
Mac App Store にてダウンロードをしたアプリケーションはあらかじめ年齢制限の指定がされている。

Web

現状では、子供が Mac を触る際には僕がそばにいるので [アダルトサイトへのアクセスを自動的に制限] のみの選択になっているが、時間がたって、何らかの検索をし始めたことに気付いた際には、まず、履歴の確認をしようと考えている。
僕らが iPhone で検索をしている姿を見ていることもあり、Google の検索窓は大人が考えているよりも浸透している様だが、最初から [指定した Web サイトのみアクセスを許可] とすると広がりに欠けるかもしれないと思う部分もある。

人々

メール、iChat に関してはアカウントの設定を今回はしないので、ここは省略。

時間制限

前述の様に僕が見られる範囲にまだいるので、Mac による時間制限は特にしないが、キーボード入力という点に限って集中力を考えると 30 分程度かと思う。
僕が仕事に向かっていて忘れている場合のために「就寝時間」のみ設定。
シャットダウン間際に英語でカウントダウンが始まるので、驚かないようにお気をつけください。

その他

iMovie の使用を許可していることもあり、いずれ使うであろうということで [CD / DVD ディスクの作成を禁止] 以外の選択をしている。
ここで重要なことは [パスワードの変更を禁止] を必ず選択しておくこと。
これを忘れてしまい、子供が設定をしたことによりログインができなくなっても、アカウントの削除という手段はあるが、楽しんで覚えてもらうためには、誤操作による手間は最小限にとどめたいもの (子供がつくったものは、しっかりと Time Capsule バックアップはされているが…)

僕らの世代は当然のことだろうが、僕らの親の世代とは根本は変わらずとも、また違ったことを考えなくてはならない。
授業での 5 インチフロッピーディスクや「一太郎」のインストールに数十枚、抜き差しをしたことが懐かしく思える。

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