iPhone は iOS 5 へのアップグレードで iCloud のフォトストリームが使用可能となった。
30 日間の保存、1,000 枚までの制限はあるものの、iPhone で撮影した画像や iPhoto に追加した画像が都度の操作を必要とすることなく、Mac、iPad 等の各デバイスにダウンロードされ。意識せずとも同期されているということになる。
au の Android 登載スマートフォン (バージョン 2.2 以降) でも似た様なことが Eye-Fi の技術を利用した au one Photo Air にて可能となった。
撮影画像をクラウドサービスの Eye-Fi View に自動的にアップロード、Eye-Fi View より Mac、PC に自動的にダウンロードをすることができる。
7 日間の保存、容量な制限 (1 ファイル 2 GB まで) となっており、その間に同期をする必要があるが、自宅等で同一の Wi-Fi ネットワークに接続されている場合は、Mac、PC に直接アップロードがされる。
3G 回線経由では手動のみのアップロードとなる。
サービス内容に関しては以下にある「利用イメージ」が分かりやすいかと思う。
写真自動バックアップサービス「au one Photo Air powered by Eye-Fi」の提供開始について <別紙>
1. インストール
(i) INFOBAR A01 (Android 登載スマートフォン)
アプリ au one Market より「au one Photo Air」を検索するか、PC 版の au one Market にてアプリのインストール要求を行う (要 au one-ID)
(ii) Mac・PC
次の設定時に管理ソフトウエアのインストーラーのダウンロード先が書かれたメールが届くが、以下のページよりダウンロードしておいても良い (下部にある au one Photo Air 用のもの)
起動後、変更する個所はないので、手順に沿ってインストールをする。
Mac 版、Windows 版ともにソフトウエアの設定方法に違いはない。
ダウンロード << サポート << Eye-Fi Japan
2. 自動バックアップの設定
(i) INFOBAR A01 (Android 登載スマートフォン)
Eye-Fi 未登録の場合は手順に沿ってユーザー登録の必要がある。
Mac、PC へのバックアップが前提なので、登録のメールアドレスは au のキャリアメール以外が良いだろう。
起動後、カメラロールにある画像が一覧表示されるので、メニューキーを押し [設定] を表示する。
初期状態でそのまま利用ができる様に設定がされているが [アップロード設定] [アプリケーション設定] を念のため確認。枠線部分が選択されていれば Wi-Fi 環境下で自動的に転送される。
ためしに撮影をすると右上に転送中を表あらわすアイコンアニメーションが表示される。
気になる部分は [画面を表示したままにする]
前投稿と併せて様子を見ようと思う。
INFOBAR A01 の待受、使用可能時間を改善する 3 項目
(ii) Mac・PC
インストール、画像の保存場所を指定後、常駐するので [スタート メニュー] より Eye-Fi Center を起動 (Mac の場合はメニューバー)
上記の部分でアイコンアニメーションが表示され、その後停止していれば、最上部の画像の様に Eye-Fi Center 内に先ほど撮影をした画像が読みこまれているはず。
画像の保存場所の変更以外、それほど設定画面が必要になることはないと思うが、設定の変更は各スマートフォンの右側のアイコンをクリック。
スマートフォンなので RAW データを扱うことはないでしょうが、動画のアップロードをする場合は [有効にする] を選択後、保存場所を確認する。
以上にて自動バックアップの設定は終了。
3. 手動アップロード、その他のソーシャルサービス等へのアップロード
一覧表示されている画像を選択し、左下のアイコンから任意のサービスを選択する。
Photo Air に関しては 3G 回線の場合、自動的に Eye-Fi View へのアップロードが選択される。
それ以外の項目はインストール済みのアプリが表示されており、サービスの認証を必要とせずそのまま使い慣れたアプリからアップロードができる様になっている。
定評のある Eye-Fi のサービスを使用しているので、非常にラクにバックアップを行うことができるが、現時点では 2 月までが無料という発表となっている。
今後の価格と課金形態によりるが、妻の携帯電話の機種変更もそろそろというころ合い、iPhone と Android 登載スマートフォンどちらを選ぶか、こういった点も気になるかもしれない。