懐かしい味、懐かしい色、オリエンタル坊やでおなじみの株式会社オリエンタルの「即席カレー」を使い、トマトキーマカレーをつくった。
(おなじみと言っても最近では中部地方、沖縄地方が主流かもしれない)
祖父母、僕ら、子供と量をつくるにはラクなカレーだが、なかなかその辛さ等、合わせるには難しい点がある。
昭和 20 年発売、大衆食堂や給食の味に近いと言われていることもあり、昔ながらの癖のない、誰でも食べやすいであろう味なので、これは持ち込んでみようと思い、今回のレシピとなった。
また、硬化油が健康上の問題となったころに、自然な食品づくりを目指す観点から、固形のルウをつくらなかった企業方針は好き。
食べやすいのであれば、余計なことをするなという意見も聞こえてきそうだが、そこはカレー、いろいろと試してみたくなるもの。
材料 (5 皿分)
今回はマイタケが目についたので使用をしているが、あってもなくとも構わない。シメジでも良いか。
それぞれ材料の分量に幅があるので、適宜、調整をしてください。
- オリエンタル 即席カレー: 1 袋
- サラダ油: 適宜
- 水: 300 cc (トマトの酸味を好む場合は 200 〜 250 cc、ゆるめのルウがお好みであれば 350 〜 400 cc)
- トマト缶 (カット): 1 缶 (400 g)
(A)
- ひき肉: 200 〜 250 g
- タマネギ: 1 個
- ニンジン: 1/2 本 (ピーマン 1 個で代用、もしくは加えても良いかもしれない)
- マイタケ: 1 パック
お好みで
- ショウガ: 1 片 (すりおろし)
- ニンニク: 1 片 (すりおろし)
つくりかた
- タマネギ、ニンジンをみじん切り、マイタケは適当にばらす。
- 鍋にサラダ油を敷き (A) を炒める (ショウガ、ニンニクを使われる際は、炒める時に使用)
- タマネギがしんなりとしたところで、水を加える。一煮立ちしたら、あくを取り除く。
- トマト缶を加え、さらに一煮立ちをさせる。
- 火を止め、ダマにならない様「オリエンタル 即席カレー」を溶かす。
- 好みのとろみになるまで、弱火で煮る。
素直な味なだけに、一手間を加えることでさらに面白いカレールウとなるのではないだろうか。
次回はまたほかの組み合わせを試したいと思う。