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ありがとう、落合監督

2011 年度 公式戦 セントラルリーグ 中日ドラゴンズ 胴上げ

75 年の球団史上、初の二連覇達成の夜、横浜スタジアムにいました。
同じ胴上げを目の当たりにしても、2006 年とも昨年とも今年の感極まり方は全く違うものがありました。寂しい、その部分が多いですね。その前、東京ドームにて 3 連敗を目撃しているにもかかわらずです。
それでも、ナゴヤ球場で見た選手が監督としてこれだけの成績を残しているのですから、やはり感慨深いことは間違いありません。
牛島投手や上川選手 4 人とのトレードに衝撃を受けてから 24 年もたつのですね。

2011 年度 公式戦 セントラルリーグ 中日ドラゴンズ 落合監督 優勝インタビュー

2011 年は落合博満監督通算 8 年目、2 年契約最後の年でした。そして昨日ですべての公式戦が終了しました。
序盤から契約に関しては良いうわさは聞こえてこず、勇退ということも考えられるとは思っていましたが、こういった形になるとは思いませんでした。

物心ついたころから中日ドラゴンズの野球を見てきて、こんなに楽しかった 8 年間はありませんでした。
「勝つ野球」「野球の見方」を教えてもらいました。
指揮、それに応える選手、簡単に表現することは難しいのですが、なんと言っても「戦略が見える野球」「雑ではない野球」
「つまらない野球」という批判もありますが、少なくとも僕は面白かった。
「当たれば飛ぶ野球」もそれはそれで楽しみはありますが、今の野球にそぐわないと感じます。野球とともに僕も年齢を重ねたことも影響があるのかもしれません。
こういった部分は 19 日付のデイリースポーツ、荒木選手の手記が非常に落合監督の野球を表していると思います (一部抜粋)

選手に頭で理解させ、体で覚えさせたものが本当の力。そんな指導が多かった。

監督っていつもそう。言葉足らずっていうか、もっと細かく説明してくれよって思ってばかりだったけど、いつも常人の 2 個、3 個を読んでた。

観客動員数減少に関しては、中京圏の経済状況ももちろんあるでしょうし、多角的な面から考えなくてはならないでしょう。
野球人気の低下は言われて久しいですが、東京ドームでも明治神宮球場でも 2000 年前後と比較して圧倒的にチケットを確保しやすくなっているという現実が感覚的にあります。

75 年間誰もできなかったことを成し遂げ、8 年間 A クラス、優勝 4 回、ここに球団は何を求めたかですね。
十分に拡販をする機会はあったでしょう。これから先、野球観戦に行く世代が 70 歳の監督を求めていたとは思えません。どこを見ていたのか。
とにもかくにも優勝後に不穏な話が噴出していること自体、球団には考えていただきたいと、古くさい販促グッズを含めて思います。

さて、落合監督の話に戻します。
良い意味でも悪い意味でも「野球だけ」を見させてくれました。何も情報が出てこないですから (笑) 結果がすべて。
思い出深い試合は数え切れないくらいにあります。
分かりやすい部分では、昨年の日本シリーズ、2 日間大曽根駅周辺で路頭に迷ったこと、テレビの前で涙腺が緩んだ 2007 年、興奮しすぎて長年の友人アベ さんと抱き合った 2006 年の東京ドーム、今は中日、埼玉西武時代の和田選手に本塁打を打たれた 2004 年のナゴヤドーム、キリがありません。

8 年間ですから、一年分の試合数程度は行っているかもしれません。
この間、野球はもちろん、ころころとした笑顔、ドアラに優しい監督が好きでした。

2011 年度 公式戦 セントラルリーグ 中日ドラゴンズ 胴上げ

監督が替わっても中日の応援をします。でも、ほんの少しだけ休みかな、そう今は思います。

ありがとう、落合監督。森 さんをはじめとするコーチの皆さんも本当にありがとう。ありきたりではありますが、言葉が見つかりません。
本拠地最終戦にもかかわらず「二連覇」の文字と時間の猶予をいただいた横浜ベイスターズとそのファンもありがとうございました。

最後に球団史上 3 回目の日本一、それを願います。

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