「かいじゅうたちのいるところ」は、まだ mixi にて日記を書いていたころ、2010 年 1 月に映画館で見て触れたのだが、再度。
何を書いたかはあまり覚えていないが、絵本を読んだ大人向けの内容に仕上がっていたという印象だった。
テレビ放送は地震の前の編成に戻りつつあるが、緊急地震速報の音が鳴るなど、なかなか子供が落ち着いて見られる状況ではない。
iPad の iTunes を見ては、これが見たいあれが見たいと言っていて、絵本で見たという「かいじゅうたちのいるところ」を今回は選択。
全体的に絵と着ぐるみは似ているのだが、特に KW が絵本とそっくり。
本作は「マルコヴィッチの穴」で有名なスパイク・ジョーンズ監督作品。
最初にも書いたが、絵本を読んだ子供が人間の内面に関して少し理解できる様にならないと解釈が難しい映画かと思う。子供は後半になるにつれて飽きてしまった。
ただ、対象が大人と考えれば良い映画ではないだろうか。
有名な作品なので、内容は省略。
マックスの喜怒哀楽、子供にありがちな繊細な表情をうまく描いている。
そしてスーツアクターの動きに CG にて表情を与えている点が、優しくあったり、乱暴であったりする内容に温かみを加えている。
あえて苦言を呈するとすれば、吹き替え。両方を見た僕としては、吹き替えではあまり伝わらないと思う。
子供が現時点では飽きるとしても、今、見ることによって、後々に見た際に自分の変化に気がつく、その時が楽しみ。