当記事は 2011 年 5 月 1 日に投稿されました。内容が現状と相違がある点等にご注意願います。
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最近に見た映画 (5) 〜「ザ・ウォーカー」「ロビン・フッド」

久々に一人の夜を過ごすことができたので、iTunes Store にて映画を 2 本、借りて見ることにした。
一つは気になっていた「ザ・ウォーカー」
もう一つはケビン・コスナー主演のもので好きではない題材となってしまった「ロビン・フッド」

ザ・ウォーカー

「マトリックス」のジョエル・シルバー制作ということで、そういった超人的な映画だが、題材とデンゼル・ワシントン、ゲーリー・オールドマンの共演という部分に興味があった。
比較的狭い範囲で起きていることという点以外は (勝手に壮大なものだと思っていた…) 十分に楽しめた。

大規模な戦争が起こり、最後に 1 冊のみ残った新約聖書を西へ運ぶ男の話だが、戦前を知る人物には非常に有用な本。
このことに関して争いが起こり、途中の秩序との葛藤を経て、最終的には宗教、文化ということを考えさせられる映画。
僕の様に特に信ずる宗教がない方は、最後は矛盾していると感じるかもしれないが「宗教、文化が戦争の原因だったのか ?」ということなのではないだろうか。
もう一歩踏み込むことに関しては、ご覧になった方にお任せする。

見た後に、それを “よむ” と良い映画と思える気がする。
劇中に出てくる新約聖書に関する言葉は冒頭を読めば分かる程度のもの。
購入せずとも、YouVersion.com や iPad、iPhone では無料にて読むことができる (訳が古いので、若干読みにくい)
まずは「出エジプト記」程度まで読み進めれば、ある一定のことは分かるのではないだうか。

ロビン・フッド

中世を舞台にした映画ではほぼ神が関連するので、こちらを見る際にも読んでおいても良いとは思う。
「グラディエーター」のリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演作品。

冒頭にも書いたが、どうにも好きな題材でなくなってしまっていた。
しかし、ケイト・ブランシェットが出演しているということであれば見なくてはならない。
前出のケビン・コスナーのものと比較するには内容も役者も違いすぎるのだが、人間くさいロビン・フッド。
これは今作のロビン・フッドが無法者とされるまでの経緯を描いたことが大きく影響しているだろう。
これまでに多彩な解釈で制作されてきた題材だが、今作は歴史的な背景を丁寧に描いているのではないだろうか。
その部分に非常に好感が持てた。

前半は歴史、世界観を中心に描いているため、比較的淡々と進行する。
そこを丁寧に描いた分、その背景を理解していないと、人物関係がとっぴに感じられる部分があるかもしれない。
ノッティンガムでのハチの羽音は非常に効果的。
後半になるにつれて、見ているこちらが照れくさくなる様なきちんとした物語。
これは悪い意味ではなく、純粋に楽しめる。

今回は 2 作とも戦争が異常な状態であり、それを招くということも描いている。
「目的」という言葉という意味では共通している部分があるかもしれない。
お勧めできる内容の映画と思う。

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