iTunes Store での評価も良く、面白そうと感じたので、子供と一緒に「ピッケのつくるえほん」を試した。
「ピッケのつくるえほん」は以前から PC 版が発売されており、教育現場でも定評のあるソフトウエアであることは知っていたが、何よりも iPad であれば気軽に触らせられる。
絵本をつくる
絵本を読んで想像をはたらかせることとは違い、絵本をつくるという、これまでとは違ったことへの挑戦だが、大人の心配をよそに用意されているキャラクターやアイテムをどんどんドラッグする。
感覚的には「空想どうぶつえん」と同じなのだろうが (関連投稿) 今回はここに「おはなし」という物語を付加しなくてはならない。キャラクターに物語性を持たせることとは違ってくる。
先日 6 歳の誕生日を迎えましたが、1 〜 2 年前であれば並べて終わりになっていたかもしれない。
そうは言っても、まず並べることから始まる。
並べて、表情をつくり、それに合った言葉を考える。
台割りがあるわけではなく、物語とどちらが先でも良いと思っているので任せる。
「ここに置いたらどう ?」
「そう ? こっちがイイ !」
そんな会話が繰り返されながらページができあがっていく。
「みんな おねぼうさんです」
題名は未定だが、どんな物語ができあがるだろう。
「パパのための絵本づくり講座」を読むと、面白いアイテムの使い方をしていて参考になる。
アプリの設定
アプリ自体の話になるが、初代 iPad でももたつくことなく軽快な動作。
操作は [きほんのあそびかた] を読み、二三教えれば難しいことはなく、不用意につくりかけの絵本が削除されない様にキッズモードが用意されている点が良い。
絵本を読む
完成した絵本は、AirPrint を使用した印刷、通常の印刷、メールでの送信、Facebook、Twitter への投稿等が用意されている。
表紙、裏表紙、各見開きに 60 秒までの音声の録音をすることや、スライドショーとして閲覧することも可能で、さまざまな楽しみ方ができると思う。
僕の母親に送れば、それは喜ばれるだろうなとは思うが、小さな絵本作家が納得をするまで待つ。
iPad には多くの良いエデュケーションアプリが提供されているが、その中でも感心するアプリに出会った。
僕らが子供のころとは違った形だが、ものをつくりあげていくことを楽しんでもらえれば良い。