昨晩は久々の一人の時間、ゆっくりと映画を見ていた。
忘れてしまって同じものを見る様なことはないが、備忘録としてここ最近で印象に残っている映画に関してまとめようと思う。
見ていないわけではないが…、5 月以来、映画に関しての投稿。
127 時間
「スラムドッグ $ ミリオネア」のダニー・ボイル監督作品。
ブルー・ジョン・キャニオンで起きた実話をもとに描かれている作品だが、生きるということと死ぬかもしれない状態の人間のすごさというか、その表情がジェームズ・フランコによってうまく引き出されているのではないだろうか。
主人公の様な状況に追い込まれたことがないので感情移入は難しいが…。
見ているだけで痛みを感じる場面があるので、苦手な方は注意が必要でしょう。
「ありがとう」この一言に重みを感じる。
イースターラビットのキャンディ工場
僕が子供のころのヒーロー、ナイトライダー、デビッド・ハッセルホフを見かけた以外は特筆すべき点はなかった。
「車と話せるからね」そんな様なくだりもあり、ある程度は大人も意識はしているのだろうが、その割には薄い内容で全般的に短絡的な印象。
普段なら 2、3 回同じ映画を見る 6 歳になった子供も「飽きた」の一言。
僕はチョコレート工場に行きたい。
カンフー・パンダ
既に 2 も発売されているが、続編ができること自体に納得ができる、ドリームワークスらしい話の内容は分かりやすく遊びが利いている作品。
カンフー映画を幾度となく目にしてきた大人も「ニヤッ」とする様な場面もあり、かつ子供も引き込むそのキャラクター設定がすばらしい。
ジャイアントパンダ、ポーの父親ミスター・ピンがガチョウであっても構わないくらいに楽しめる。
前述の「イースターラビットのキャンディ工場」の主人公は、ポーの最終的な責任感を見習うべき。
スポンジ・ボブ / スクエアパンツ ザ・ムービー
良くも悪くもスポンジ・ボブ。それでも何だか格好良く見える作品。
油断をして見ていたら、またここにも僕が子供のころのヒーロー、ナイトライダー、デビッド・ハッセルホフ (2 回目)
少し展開が強引かとは思うが、スポンジ・ボブのシュールさが好きな方であれば十分に笑える。
前述の「イースターラビットのキャンディ工場」の主人公は、ボブの勇気を見習うべき (そろそろ止める)
スーパーエイト
この作品は何に期待をするかによって評価が分かれると思うが、僕は純粋に楽しめた。
スティーヴン・スピルバーグ製作なのでそういった SF を期待しがちだが、地球外生命体は二の次で、子供たちの話なのではないでだろうか。
太めのチャールズ・カズニック役、ライリー・グリフィスがとても良い味付けをしていて、子供のころに戻って会話を聞いている様な気にさせてくれる。
現実味のない話だし、話が荒い部分は見受けられるが、子供に重点が置かれていると考えれば少し淡い気持ちにさせてくれる。
塔の上のラプンツェル
何となくドリームワークスの様な遊びが利いてるが、手放しで楽しめるディズニー作品の王道。
ディズニー作品のすばらしい部分は過度に視聴者を不安にさせないという点にあると思うのだが、それでもドキドキとさせる展開がある。
17 彼はついにその心をことごとく打ち明けて女に言った「わたしの頭にはかみそりを当てたことがありません。わたしは生まれた時から神にささげられたナジルびとだからです。もし髪をそり落とされたなら、わたしの力は去って弱くなり、ほかの人のようになるでしょう」
士師記 16
聖書にあるサムソンの話とは違えど、欧米にはこういった着想がある、きっと。
性別、年齢問わずにお勧めができる 1 本。
ブラック・スワン
白鳥、黒鳥の対比、日なたにある日陰を描いた作品と言えば良いか。
悪くはないのだが、ところどころの妄想部分の演出がいまひとつな印象だった。
実際、妄想というものはああいったものなのかもしれないので、そこを差し引けば、鬼気迫る表現者の一面を描いた秀逸な作品であると思う。
ただ、分類としては官能ホラーと言えばよいのか、好みは分かれるだろう。
また、バレエが舞台なだけであって、バレエに期待をして見る作品ではないことは確か。
それでも、僕は十分に楽んだ。も一度見たら、また違った面白さにも気づきそう。
話はまたデビッド・ハッセルホフ、彼ではなく、ナイトライダーの話。
運転免許証を取り立てのころはナイト 2000 の様な「ヒューン」と動く赤いライトが売っていた。
K.I.T.T. にはあこがれたが、トランザムを欲しいと思ったこともなく、興味はなかったが…。
Knight Rider Intro Season 3 (YouTube)
車を走らせたまま、トラックの中に吸い込まれてみたかった。
懐かしい。