イーバンク銀行は楽天銀行に、Edy は楽天 Edy と生活の一部が意図せず楽天ブランドに巻き込まれて長いのだが、個人ビジネス口座もあり、変えるのが面倒で、使うコンビニは特に決まっていないので Edy が便利。
楽天で買い物をすることは少ないが、楽天ブランドとなったことで、勝手にたまっていく楽天スーパーポイントを Edy に交換ができる利点が生まれた (Edy 付き楽天カード、おサイフケータイのみなので、今回は関係がない)
その楽天 Edy、iPhone と Android 端末を併用していた頃は何ら不便はなかったのだが、iPhone のみとなったところ、何が不便かといえば、とにかくチャージ、これ。
そのためしばらく持ち歩いていなかったのだが、持ち歩かないのもやはり不便。
そんな理由から今回使うことにしたソニー PaSoRi RC-S390 は、iPhone、iPad、iPod touch 等と Bluetooth 通信で電子マネーの残高確認、チャージが可能な非接触 IC カードリーダー / ライター。
楽天 Edy へのチャージ
これまで通り銀行口座からのチャージが望ましいのだが、これはおサイフケータイのみの機能で RC-S390 では利用ができない。
クレジットカードはまた別の会社、それぞれ用途が分かれているので、分かりやすい形にしたいということで、楽天銀行デビットカードを使用。これでチャージをすることで銀行口座からのチャージと同じことになる。
楽天 Edy アプリでクレジットカードとしての登録も、楽天会員 ID に登録されているクレジットカードとしての登録も可能。
RC-S330 が手元にあり、同じことができるが、Parallels Desktop を起動する手間、常に Mac を持ち歩いていないので、面倒。
RC-S390 の利点はまさにここに縛られない点。
残高確認とチャージ
アプリ、パソリ ユーティリティでは以下の電子マネーの残高を確認することができる。
- 楽天 Edy
- Suica
- nanaco
- WAON
それぞれチャージに関して簡単にまとめると、2015 年 2 月 22 日現在では以下。
楽天 Edy | 楽天 Edy アプリ・クレジットカードまたは楽天会員 ID |
---|---|
Suica | Suica アプリ・Suica 付きビューカード |
nanaco | なし |
WAON | WAON ステーションアプリ・WAON カード |
こうして見ると Suica、WAON はその機能付きのクレジットカードが必要で、オートチャージの設定となっていれば残高確認のみの使用となってしまう。
さて「解決を見るか」という点だが、持ち歩くものが Android 端末から小さくて薄い RC-S390 に変わって、iPhone 1 台で管理ができる様になったということか。解決には至らない。
楽天 Edy を利用していること、仕事上の交通費管理をどこでも確認ができる 2 点で僕はこの製品のユーザーとしては合致をしている方で有用だが、4,000 円台後半の販売価格を考えると、楽天 Edy を主にご利用の方以外には現時点ではあまり魅力的な製品ではないかもしれない。