発売情報を得ていたにもかかわらず、年初からいろいろとあり、ようやくゆっくりと聴くことができた「Live At Shea Stadium」
CD 2 枚、ドキュメンタリーフィルム 1 枚、DVD 1 枚のデラックス・エディション。
CD とブルーレイディスクを別々に購入ということでも良かったのだが、ひとまず。
ニューヨーク・メッツの元本拠地シェイ・スタジアムの取り壊し前に行われたライブを収録。
トニー・ベネット、ガース・ブルックス、ジョン・メイヤー、ポール・マッカートニー、ボーナストラックにはスティーヴン・タイラー、ロジャー・ダルトリー、ジョン・メレンキャンプとそうそうたるアーティストが出演。
そして、日本版にはこう書かれている。
「アルバムを 50 年近く作り続けてきた。そして今、シェイにいる。ここが建てられた時は 13 歳くらいだった。夢がたくさんあった。この場所とここで最初に公演を行ったビートルズに感謝するよ !」
ビリー・ジョエル
「遠い昔にビートルズで幕を開けたシェイの歴史に、ビリーと一緒に幕を下ろすためにやって来たんだ。」
ボール・マッカートニー
前回の東京ドーム公演に足を運んだ方には分かるが、あのころのツアーとセットリストはあまり変化はない。
そこにゲストが加わって、さらにビートルズの名曲を彼が演奏していることに意味が大きくあると感じる。
アメリカ国内公演のセットリストを基本としており、僕の親の年代か「素顔のままで」や「ストレンジャー」を期待されている方は「あれ ?」と思うかもしれない。
ファンであれば、ドキュメンタリーフィルムは是非とも見ておきたい。
ただ 1 点、編集に少々雑さを感じた。
好みかどうかは別として録音はそれなりの状態だが、内容に関しては名盤であり続けると思う。