昨年、2013 年にリマスター版発売となった山下達郎 さんの MELODIES (30th Anniversary Edition) オリジナルの発売は 1983 年、僕が 5 歳。
みんなが大好きな「クリスマス・イブ」が収録されているアルバム。
僕がこのアルバムを手に取ったのはおそらく中学 1 年生、13 歳のころ、角松敏生 さんの「ALL IS VANITY」(回顧録) とどちらが先だったかは覚えていないが、とにかく出だしの「悲しみの Jody」から心をわしづかみにされたことは覚えている。
特にリマスター版という点について細かく書くつもりはないが、彼女と JR 東海の CM「ホームタウン・エクスプレス X’mas 編」を再現したい方は、格段に BGM の品質が上がると思う。
彼女の涙倍増かもしれない。完全に男子目線。申し訳ございません。
「JR 東海」「深津絵里」 さんで調べると見られる。
この CM 放映時は 10 歳、非常に印象に残っている。
「帰ってくるあなたが最高のプレゼント」
こういう機会はもう訪れないだろう (笑・36 歳)
シリーズを通してステキな CM。涙腺が緩むのは曲のせいか年齢のせいか。
話は戻るが、リマスタリングによって全般的に「ノペッ」とした感じが薄れて、これまでベストアルバム「TREASURES」等で「クリスマス・イブ」を聴いた方は、ほかの楽曲との違和感というか、埋もれた感というか、そういった印象がなくなるのではないかと思う。
ボーカルが見える様な、バッキングトラックとの広がり、メリハリがしっかりとして非常に聴きやすく、これこそ生まれ変わったというのではないだろうか。
もともとの音質がいまひとつなのかと思っていたが、特にそういったことではなかった様だ。
完成度は非常に高いアルバムだが、その中でも特に「メリー・ゴー・ラウンド」「BLUE MIDNIGHT」の流れで、完全にやられてしまう。
流れということを考えるとボーナストラックが必要だったかは疑問だが、ファンとしてはうれしいだろう。
最近はリマスター版を買うことが多くなった。良い音楽を今の環境下で良い音で聴きたいという欲求、これこそ年齢を重ねたということか。