2010 年 12 月 23 日に投稿されました。内容が現状と相違がある点等にご注意願います。
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地下の国のアリス (ALICE’S ADVENTURES UNDER WORLD)

映画「アリス・イン・ワンダーランド」を再度見たあとに原作を読み返そうと思ったのだが、原本の完全復刻版を見つけたので、まずはこちらから読むことにした。
原作を読み返そうにも自宅に置いたままになっているので、しばらく先の話になってしまう。

「不思議の国のアリス・オリジナル」として発売されている「地下の国のアリス」は、箱から取り出すと復刻版には油紙のカバーが付いている。
懐かしい、今ではあまり見かけなくなった。

復刻版は、手書きとはいえ特に読めない個所もなく、翻訳版と照らし合わせれば読み進められると思う。
翻訳版は出版に至る経緯等が書かれた解説、各個所の注釈、丁寧な内容。
さらに翻訳版には「不思議の国のアリス」よりジョン・テニエルの挿絵が使用されている。
彼の挿絵が今日では「不思議の国アリス」とも言えるものだと思うが、復刻版にあるルイス・キャロルの挿絵と比較すると違いが見て取れる。
そして彼の挿絵が好きな方には、ルイス・キャロルの挿絵は少々衝撃的だろう。
万人受けするものではないと思うが、本来の世界観が分かるという点だけでも楽しく、興味深いもの。

帽子屋もチェシャ猫も出てこないが、挿絵のみを考えれば「アリス・イン・ワンダーランド」はこちらの世界観に近いかもしれない。
ほかにもトーベ・ヤンソンが挿絵を描いているものもある。

内容には触れないので「不思議の国のアリス」との違いを知りたい方は、是非手にとって読まれることをお勧めします。
短いが「地下の国のアリス」だから知れることもある。
アリスのために書いた、アリスの物語と改めて感じた。

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